日本防災研究会・私たちの思い

「無知の知」から始まる防災の原点

私たちが日本防災研究所を立ち上げたきっかけは、古代ギリシャの哲学者ソクラテスが説いた「無知の知」という言葉にあります。
ソクラテスが説いたこの言葉は、単に「知識が足りない」という謙虚さではなく、「自分が本当に何を知らないのかを自覚することこそが、真の学びの出発点である」という意味を持ちます。

防災活動や災害時の対応を問うと、多くの場面で次のような現実に直面します。
・備蓄はしているが、避難経路や避難所の位置を正確に把握していない
・「大地震は起きないだろう」「うちの地域は大丈夫だろう」という思い込みで備えを先延ばしにしている
・防災訓練に参加したことがあるだけで「十分備えている」と感じている
・ハザードマップを一度見たきり、家族で共有・更新していない
・高齢者や子ども、ペットなど、世帯ごとの特殊なニーズを想定した備えができていない
つまり、一見すれば十分に見えても、「備えているつもり」で「備えられていない」??このギャップが、災害時の混乱と被害を大きくしているのです。

防災は、知識と実践の積み重ねによって初めて機能するものです。しかし現実には、正しい知識を持たないまま、経験や噂、メディアの断片的な情報だけを頼りに「備えている」と思い込んでいるケースが少なくありません。
私たちは、善意と努力に満ちた活動であってもこの「思い込みによる備え」の危うさを、日々の防災活動の現場で目の当たりにしてきました。

私たちが目指すもの : 「災害ゼロ」への真摯な挑戦

日本防災研究所は、「無知の知」を自覚したうえで、災害に真正面から向き合う組織です。
私たちが掲げる「災害をゼロに近づける」という目標は、現実的に災害そのものを完全に防ぐことではありません。
むしろ、災害が起きたとしても、人命・生活・地域社会のダメージを最小限にとどめること。
そのために、科学的根拠に基づいた知識と、地域に根ざした実践を積み重ねていくことです。

そのために、私たちは以下ような活動を厳選せず、積極的に行っていきます。
・調査・研究:地域の地質、気候、過去の災害履歴を踏まえたリスク分析
・啓発・教育:学校、企業、自治体、一般市民向けの防災研修・講演
・訓練・実践:避難訓練、防災イベント、地域防災計画の策定支援
・情報発信:ハザード情報のわかりやすい整理、SNS・メディアを通じた防災知識の普及
・ネットワーク構築:自治体、消防、ボランティア、企業、研究機関との連携

「どんな活動でもいとわない」この姿勢は、単なるスローガンではありません。
それは、分からないことを恥とせず、調べ、検証し、地域の実情に即した備えを積み上げていくという姿勢です。
机上の空論ではなく、現場の声、過去の被災経験、最新の防災科学を踏まえながら、一人ひとり、一地域一地域の「本当に効く備え」を一緒に考えていきます。
防災に「不要な活動」は存在しないという信念の表れです。一つの講演、一つの訓練、一つの情報発信が、いずれ誰かの命を守ることにつながると、私たちは信じています。

地域から全国へ : 防災文化の輪を広げる

防災は、一人ひとりの意識と行動から始まります。しかし、それだけでは不十分です。地域全体で防災の文化を育て、全国へとその輪を広げていくことが、私たちの使命です。
まずは目の前の地域、学校、商店街、高齢者の集い、企業の職場 から。そこで培った知見と実践を、隣接する地域へ、そして全国の自治体・団体へと波及させていきます。
地方にとどまらず全国へ。それは規模の拡大だけを意味するのではありません。

「この国のどこに住んでいても、同等の防災知識と備えが得られる社会」

を目指すということです。

結び : 知ることから、動くことへ

「知らないことを知る」その一歩が、防災の第一歩です。
日本防災研究所は、思い込みではなく事実に基づいた備えを、一人でも多くの方と共有し、地域社会の防災力を高めるために存在します。災害は、いつ・どこで起きるかわかりません。だからこそ、今日から始められる備えがあるのです。
私たちは、地域に貢献し、その成果を全国へと広げる活動を、これからも止めることなく進めてまいります。

組織概要


団体名日本防災研究会
英名Japan Disaster Prevention Research Society
代表細田 修平 (ホソダ シュウヘイ)
会員数 100名
所在地 〒818-0012 福岡県筑紫野市天山130−1
TEL 092-710-1718
代表メールinfo@di-zero.com
活動内容・伐木
・危険木撤去
・測量(ドローン)
・動画作成(教育・広報)
・普通救命講習の実施
・その他防災に関する活動

沿革

アクセス

  • 所在地
    〒818-0012
    福岡県筑紫野市天山130−1
  • 電車でお越しの場合
    JR筑豊本線 筑前山家駅下車
    徒歩25分